ハワイ四島々巡り (2007)

2007/3/10~18 ハワイ四島々巡り


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 ハワイ諸島は南国の楽園、フラダンスで有名ですが、小生にとっては、やはり大陸移動説の大きな拠り所になった地として一度は行ってみたいなと思っていました。
 キラウエア火山のあるビッグアイランド、ハワイ島から、マウイ島、アオフ島、アウアイ島と南東から北西にかけて、順順に年老いて古くなっていき、活動も穏やかになっていき、標高も低くなっていく生い立ち。学生時代、その地球科学的研究成果には胸をときめかせました。
 今回のツアーは、それらの島々を船で巡るという、地球科学を学んだ者にとってはまたと無いよい機会になりました。
 私にとって、収穫は計り知れない旅行になりました。


ハワイ諸島は下図のように、北西の方向にいくに従い、形成年代が古くなる傾向にあります。ハワイ島は生まれたての島です。
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日程  3/10     オアフ島(ホノルル)
       ↓
     3/11     ハワイ島(ヒロ)
       ↓
     3/12~13  マウイ島(カフルイ)
       ↓
     3/14      航行
       ↓      
     3/15~16  カウアイ島(ナウィリウィリ)
       ↓
     3/17     オアフ島(ホノルル)



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クルーズ船 PRIDE OF AMERICA, 総トン数 約80,000 ton
このクルーズは、カジュアル・クルーズと銘打っており、ドレスコードは一切なし。全ての行動は、カジュアル、ラフなスタイルで過ごせるので気楽である。



3月10日(土) 出発日

成田発ホノルル行きは夜8時過ぎ出発予定(JALウエイズ)。成田集合が、午後5時55分。
 多摩プラーザ発15時55分、成田空港行きリムジンバスに乗る。途中渋滞もなく、1735分着。さっそく旅行バッグのチェック、預ける。空港は久しぶりに来た。相変わらず老若男女で賑わっている。妻は国際用のケイタイの手続き(チップ交換)にドコモの窓口へ。簡単にすんだとのこと。
 今回のツアーの添乗は香山さん。若いがしっかりした方である。午後8時発の便、ハワイとの時差は19時間あるので、ホノルル着は、同日(3/10)の午前7時ころの予定。
 飛行機は定刻発。夜間飛行、うつらうつらの十数時間であった。 

3月10日(土) ホノルル 着

 午前7時過ぎホノルル空港着。入国手続き、旅行バックを受け取り、バスに乗り込む。 港に行く前に、プチ観光。バスで小一時間、景勝地のひとつヌアルパリへ。絶壁の地にあるのだが、霧で眺望はきかない。谷底から吹き上げる風はハワイとは思えない肌寒さ。

※コオラウ山脈の途中にある断崖の上の展望台。ほぼ垂直に切り立った崖の高さはおよそ900m。天気の良い日は、カイルア方面からノースショア方面を一望できる絶好のポイント。海から吹く強風も有名で、まっすぐに歩けないこともある。
 1795年にハワイ島から上陸したカメハメハ大王の軍隊はこの地でオアフ軍を撃破、ハワイ諸島の統一を成し遂げた歴史的な場所でもある。
       
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ヌアルパリ 晴れていればこのような展望とのこと

寒いのと視界不良でで早々にバスへ。もと来た道をホノルルの中心地へ戻る。途中、ホノルルの高層ホテル群、ダイアモンドヘッドが遠くに見えた。
市街地へ入り、市庁舎、カメハメハ大王像を見学後、いよいよツアー船(プライド オブ アメリカ号:POA)が停泊しているホノルル港へ。午前10時ころ、アロハタワーが間近の岸壁に到着。
 POAは8万トン。さすがに大きい。旅行ケースに部屋番号(7616)が記されているタグをつけて受付に預ける。
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カメハメハ大王像

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アロハタワー

乗り込む前にも、厳重な手荷物、ボディー検査を受ける。
 いよいよタラップを渡り乗船。乗務員が笑顔で迎えてくれる。
 私達の団体は総勢24名。エレベータを使い、各自の部屋へ。 

私達夫婦の部屋は7F.大きな角窓があり外光が入るが、窓の外にライフボートが置かれているため、外の景色はは一部しか見えない。(旅行契約時に了解済)。その分、料金は安くなっている。外の景色を見たいときは、デッキに出ればいいこと。
 部屋の広さは8帖ほど。廊下から(カードを使って開錠する)入るとすぐ左手にトイレ、シャワー、洗面所)。右手に衣服等を入れるロッカー(幅120cmほど)、さらに進むと部屋中央左に壁に接してシングルベッドが並ぶ。奥には120cmはばのソファー、60cmほどのライティングデスク。冷蔵庫、TVがある。広さについては広いにこしたことはないが、私達にとって必要にして十分な広さである。これから1週間、この部屋で生活する。
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 午後3時過ぎより、日本人スタッフによる安全講習。ライフジャケットの使い方を教わる。会場は、「ダイアモンドヘッド」とよばれる11ないし13Fにある。

  キャビン(船室)Noは、若くなれば船首方向、大きくなれば船尾方向に向かっているとのこと。その後、香山さんから今日、明日の予定の確認があった。
 また、以下のような説明があった。

 ① パスポートはキャビンの金庫に入れる
 ② 今日、明日の食事は、不慣れなので、みな一緒にとる。(食事場所:リバティー、6F)
 ③ このガイダンスの後、船会社側から避難訓練が実施される。私達の一行は、万一の場合、K1(6F,キャディ  ラック)に集合と告げられる。
 ④ 各船室のドア左上に、ツーリストから、日本語による案内が掲示される。
 ⑤ 明日の行動予定が告げられる。
     →ハワイ島火山国立公園へ。
    午前8時30分出発(貸切バス)、14時ころ帰船。 しっかりとした防寒対策をすること。(標高4000M近い)
 ⑥ 今日の夕食は、5F,スカイレストラン にて。18~。
 ⑦ 明日の朝食は各自でとる。(アロハカフェは、5:30より利用可。ビュッフェ方式。)

アロハカフェ
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 ⑧ モーニングコールは、各部屋の電話にセット可能。
 ⑨ ドアー左上のカラーサインは、各色がある。(場合に応じて利用する。EX. 赤→入室不可)
   赤の裏は黄色。その色にしておけば、毎日部屋の掃除、ベッドメィキング等をしてくれる。

今夜の夕食の会場は、6F、リバティー。この船には軽食を含めて食事できる場所(レストラン)は、10以上あるが、そのうちチャージを必要とするものと、必要のないところ(フリー)がある。前者は予約制。後者は一部、予約が必要(リトル・イタリー)である。
 リバティーはノーチャージで、受付順に対応するレストラン。数百人は入れるおおきなダイニングルーム。
日本語のメニューもおいてあり入りやすい。前菜、サラダ、主采等、一応コースになっている。
 今日は、スープとマグロの照り焼き、サラダ、パンにした。味はやはりアメリカ、全てに大味。
 18時前にレストランの受付前に集まったが、席につくまでかなり時間がかかった。20数名がそれぞれに注文し、食するから、退席するまで約2時間ほどかかっただろうか。こちらでは、2~3時間かけるのはふつうだそうだ。
 船はすでにホノルルの岸壁を離れ、最初の寄港地、ハワイ島ヒロに向かっている。

 昨日、夜の成田を出発して、機内で短い夜を過ごし、ホノルル到着後、朝からのバスツアー、そして乗船、避難訓練、夕食と行事(?)が続いた。
 ホノルル出航時は夕食時と重なり、デッキでの出航見学はできなかった。

明日のビッグアイランド、ハワイ島火山国立公園見学の準備を簡単にすませ、シャワーを浴びベッドへ。マウイ島からハワイ島へは距離があるので、沖合いに出た船は、結構、エンジン音が高い。しかし船体がおおきいせいか揺れはない。
 この船はノルウエーの船会社がハワイ島巡りを中心に運航しているらしい。この島巡りは他に、「プライド・オブ・ハワイ」、「プライド・オブ・ホノルル」がある。いずれも乗客は圧倒的に米国人が多い。男女とも体が大きい。そして年配者が主。障害のある方も旅を楽しんでいる。また、春休みか、家族連れもちらほら。私達の団体も大半がリタイア組。私よりも年上の方が多い感じ。皆元気だ。


クルーズ船 プライド オブ アメリカ の概要

  3Fにフロント、、店、図書室等がある。4Fがなく、5Fから上がキャビン、レストラン、ホール、プール、デッキ、ジムなどがある。
 私達の部屋は7F、部屋の出入りは磁気式のカードによる。各種の支払いの清算、オプションツアーの支払い、船への乗・下船のチャックもそのカードで行われる。
 食事は前にも記したが、チャージ不要のところは無料。(むろん、ツアー料金に含まれている)
 朝食はビュフェ方式の6Fにあるアロハカフェを利用した。
 昼食もよくそこを使ったが、他に「キャデラック」(主にハンバーガー、ポテトフライ等)も使った。
 夕食は1、2回のアロハカフェとレストラン「リバティ」、「リトルイタリー」、「スカイライン」などを使った。やはりアロハカフェがもっとも気軽に使えた。厨房のスタッフも人なつこく楽しかった。
 船内は空調がきいている。しかし強い冷房である。この温度はFATな米国人向けだろう。われわれにはきつすぎる。彼らは短パン、半そでだが、小生は長袖、スラックスで過ごした。
 船内はフロアごとにハウスキーパーがおり、私達の部屋は、フィリピン人の女性、エミーさんだ。いつも丁寧に部屋を清掃、整えてもらった。この人たち以外も含めて、サービスチャージを10$/日をチップとして自動的に清算されていくしくみ。

3月11日(日)  ハワイ島ヒロ、 ハワイ国立火山公園


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 朝6:30にモーニングコール。7:00アロハカフェで朝食。バナナ1本を昼食用にいただく。
 今日は念願のハワイ国立火山公園(ハワイ・キラウエア火山)見学。(昨日、OPツアーに申し込んでおいた。)
キラウエア火山は、文字通りの活火山で、かつ活動は穏やか(玄武岩質マグマ)なので、噴火現場間近まで近づける。
 現在の火口は不活発で溶岩が煮えたぎるようすは見ることはできないが、雰囲気は感じ取ることができるはず。
 キラウエア火山は、標高1000m前後で、周囲にあるハワイ島の主火山、アマウナロア、マウナケア等の4000m級に比して低く、それらの主火山の側火山的な関係にあるらしい。その火口と、今晩、海から見る溶岩流(船から)が見ものである。
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キラウエア火山。頂上から麓にかけて太い黒い筋状のものが見えるが、最近、流れ下った溶岩流である。


 天候はあいにくの曇り。雨がないのをよしとすべきか。ハワイ諸島は今の時期、雨季らしい。
 ヒロの港から直接カh-ターバスで現地へ。出発は午前9:00.
 船から降りてバスにに乗るには、乗船カード(写真のデータも入っているらしい)と、パスポート(現物は失くすとこまるのでコピー)は必携。その他に水・防寒具をデイパックに入れた。
 乗船カードのチェックは船の出口で行う。どこの港でも、岸壁の前には巨大な倉庫のようガランとした建物があり、その中を通って、バスの駐車場に向かう。
 下船時はその建物内は通るだけだが、帰船時はその中で、荷物検査、金属検査等を受ける。
 ツアーのガイドは、今日も日系(?)のベ元気のいいベテランおばさん。この島の諸事情に明るく、べらべらと達者な日本語でガイドしてくれる。
 この島にも高速道路があり、そこを経由して火山国立公園への道を辿る。高速道路は日曜のせいか、往来する車が多い。公園への道に入るとさすがに車の数は少ない。
 火山公園への道は斜面に対してほぼ直登の道である。キラウエア火山は楯状火山ゆえ、すそ野は緩やかな斜面となっており、自動車道はその斜面の最短距離をゆく。約50分で火山公園入り口に達する。

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キラウエア火山国立公園
  
  予備知識を持たずに見学したが、クレーター(直径は4kほどのカルデラ)に添って車道があり、一角に展望台がある。その場所には博物館(ジャガーミュージアム)が併設されている(無料)。その展望台からは火口が一望できる。絶景である。
 クレーター内のあちこちには水蒸気・白煙が上がっている。クレーター内は全体が起伏に乏しくのっぺりしておち、溶岩が静かに冷え固まったようすを伺わせる。表面は真っ黒くはなく、鈍い銀色を呈している。

 
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<ハレマウマウ火口> 直径約1k。

 ハレマウマウ火口はキラウエアクレアーター(カルデラ)の中にぽっかりあいた火口で、この火口には火の神”ペレ”が住んでいるという。ハワイの人たちには神聖な場所である。
ハレマウマウ火口の駐車場から10分ほど歩くと、火口の縁のすぐ近くに至る。神への畏敬へか花が飾ってある。この火口を巡る見学コースは、舗装されておらず、砂利と岩、そのままの道。イオウや湯気があちこちから立ち上っている。蒸気が噴出しているところに手をやると熱い。ゆで卵ができそう。
火口の先端には柵が設置されており、そこから先は侵入禁止。(火口に落ちてしまうから)
 クラーター周回道から少しはずれたところに(サーストン)ラバチューブがある。いわゆる溶岩トンネルで、入り口はシダなどの熱帯植物が生い茂っている。このトンネルは溶岩が流れ下った後に形成されたという。
 このラバチューブはハワイ島屈指規模らしい。溶岩が麓へ流れ下るときにこのトンネル内を流れたらしく、その後、溶岩が冷えて空洞ができた。
 トンネルの終点は、麓の方まで続いているらしいが、金網が張ってあり、立ち入り禁止となっている。但し、自己責任のもと、トンネル内を下ることは可能らしい。アメリカらしい規則だ。


 トンネルの径はは7~8mはあろうか、中の道(?)にはあちこちに水溜りがあり、注意しながら歩く。トンネル内は照明があり、安全に歩くことができる。入り口から出口まで歩いて2~3分ほど。トンネルを出ると再びシダ類が生い茂り、元の駐車場のへ戻ることができる。
  

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