ヨーロッパ青春ドライブ紀行・1973(13)

8月10日(木)    ウィーン   走行距離 0k

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ウイーンあちこち

 午前3時、まだ暗いのに目が覚めてしまった。仕方ないので、日本へ数通の絵葉書を書く。このところ5時には目が覚めてしまう。興奮しているせいか。
 例によって簡単な食事を済ませてから市内見物。今日は車を使わず徒歩で移動する。

まずは、シュテファン大聖堂へ。
 ゴジック調の高くそびえる尖塔を持つ寺院。正面からの眺めは芝と噴水の広場からだとなかなかの見ごたえがある。中のステンドグラスが大変美しい。模様はロンドンのウエストミンスター寺院とよくにているように見える。
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シュテファン大寺院

 さらにRingに沿って歩く。
リングはかつてウイーン旧市街を囲む堀であったところ。現在はそれが埋め立てられ、その後には市電が走っている。
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リング市電

 ウィーン大学。ヨーロッパの大学を直接みるのはここが初めてだが、さすがに立派な建物だ。大理石を敷き詰め、天井も高く貫禄十分。中庭の回廊沿いには、この大学で教鞭をとった教授たちらしい像が数十人、掲げてある。物理で有名なボルツマンの顔がある。丁度2階の教室で夏季講座が開かれていた。大学の正面に黒い半旗が掲げられていたので、聞いてみたら、ある教授が亡くなったとのこと。

 大学に続いて自然史博物館、何の気なしに(有料)入ったが、館内の整備状況に圧倒された。今日は地学関係(主に化石)が大量に展示されており、ウイーン近辺の古生界から新生界までの標本が所狭しと並べられている。象、魚類、三葉虫、恐竜などが特に充実している。時代別に整然と展示されている。館内では仲間とはぐれてしまい、ここから単独行動。

オペラ座
 憧れの場所。外からの眺めは道路工事が行われおり、埃ぽい。夏は音楽等はお休みなので、工事もこの時期に合わせて行われているらしい。
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オペラ座(ウイーン国立歌劇場)

 15S払い、英米人と一緒に英仏語の案内付の館内見学ツアーに参加する。中はさすがに豪華な造り。まばゆいばかりのシャンデリア、大理石、じゅうたんのフロア。ホールにはシューベルトやワーグナーの像が置いてある。
 楽団の演奏スペースは以外に狭く、周りは個室からなる観客室が4階まである。舞台正面の個室は特に広くとってあり、特別室となっている。個室等は一年を通して貸切になっているらしく、1000ドル(30万円)とのこと。
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 午後5時近く、市民広場を横切る。運よく、市民らしき楽団員によるコンサートが始まるところ。古い曲で短いものが多いが、雰囲気は十分に楽しめた。小さな広場の中央に楽団が陣取り、その周りを年配の方を主に市民や、観光客が囲んで楽しんでいる。華やいだ雰囲気が辺りを包んでいる。

  午後7時、ペンション着。着替えてウィーン最後の晩をムジークとワインで過ごそうと、市電に乗って、ウイーン郊外のGrinzinngへ。やってやってる、ビヤホール様の店がずらっと並んでいる。その中の一店に入る。
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グリンツィング・ホイリゲ(ビアホール)

 バイオリン、バースギター、アコーデイオンからなる演奏メンバーが、ウインナワルツ、ビヤダルポルカ等の馴染みの曲を客のリクエストに応えて弾いてくれる。
 ワインとビースステーキを食べながら楽しむ。その演奏グループは我々のテーブルにもやってきて、“スキヤキ”を弾き、さらに“野バラ”を弾いてくれた。小生も曲に合わせて歌った。
 ごご11時近くになって、ベンツのタクシーで宿へ帰る。12時就寝

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