ヨーロッパ青春ドライブ紀行・1973(15)

8月12日(土)  ザルツブルグ(オストリア)→ケーニヒスゼー(ドイツ)
                         走行距離    124k

 ザルツブルグ近郊の家族的なZimmer で休息の一日が明け、簡単な朝食後、宿の娘さん(年のころ20才前後か、Eva という。)交換会。お母さんも交えて浮世絵のマッチ、センスをプレゼントした。あちらからはエーデルワイスの生花いただいた。初めて見るエーデルワイスは以外に地味な花である。
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エーデルワイス

 午前10時、別れを惜しんで出発。再びザルツブルグの市街に戻り、城(ホーヘンブルグ城)、ミラベル庭園,モーツアルトの生家などを見学。
 その後岩・有両氏は登山靴の買い物。600SFのものという。小生はホテルの庭でビールを飲みながら昨日の日記をつける。
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ホーヘンブルグ・ザルツブルグ城

 これからの予定は、再びドイツ領に入り、ヒトラーの別荘があった湖水地方ケーニスゼー(Konigsee)、さらにZell am See へ。
  Konigseeは、透明な水で満たされた美しい湖で、山間の奥まったところにある。しかしこんな山奥にと思われるほど観光客や避暑客でにぎわっている。湖の畔には水浴を楽しむ若い男女でにぎわっている。肌が白いので女性はビキニがよく似合う。目のやり場にこまるくらいだ。
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ケーニスゼー

 現金(シリング、マルクとも)が不足気味で、昼食を簡単にとることでせいっぱい。ツエルアムゼー(Zell am See) へ向かう。
途中の道はS字カーブが多く、運転が面白い。途中の店でブドーパン、スモモ、バナナ、オレンジジュースを買い昼食。
 その場所は、上高地の雰囲気によく似ていて、河童橋から見た穂高連峰の眺めにそっくり。この辺りの岩山の地質は石灰岩を主としていて、地層は単斜構造、厚さ数十mの単層が幾重にも積み重なっている。このような山容は日本では全く見られない。これらの山を切り刻んでいる河川の水は、石灰岩を削っているため、白く濁っている。ヨーロッパの山々は、多かれ少なかれ、白濁している河川が多く、日本のいわゆる山紫水明とは趣を異にしている。
 また今日の午前中に見たKonigseeは、様子からして氷河の侵食による氷河湖だろう。周囲の山々にはU字谷がよく発達している。

 今晩はこの旅行初のキャンプの予定。ヨーロッパではキャンプサイトは、正方形の中にテントの形が描いてあるマークでその場所が示されている。
 実際、キャンピングカーや、トレーラーを引いて旅する家族連れが多い。
Zell am See までへ十数kの地点のキャンプサイトを利用することにした。
夕食は、日本から持ち込んだ材料で2週間ぶりの日本食とする。ご飯は少しやわらかめになってしまったが、梅干、キューちゃん、ワサビ漬け、味付けノリ、インスタント味噌汁。周囲のキャンパーから物珍しげにしっかり観察されてしまった。
 熱源は携帯コンロを持参したが、灯油が手に入らず、サイトの管理人さんに電気コンロを借りた。
(キャンプサイト利用料640S(約800円)。
 今日の昼間も暑く、39度近くあった気温も(但し湿気が少ないため実感としては30度くらい)、日が沈むと急に気温も下がり、涼しくなりしのぎやすくなった。日較差が大きいようだ。
 午後9時、車の室内灯を頼りにこの記録を記している。
 カーラジオからは、オペラが聞こえてくる。さすが本場、音楽の国オートリアらしく、ラジオのダイヤルを回すと、どこかでクラッシク音楽が聴ける

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